流星電波観測向けソフトウェア [MroSpec]
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流星電波観測向けに作成したソフトウェアを公開しています。
  MroSpec ARMマイコン流星電波観測器
Raspberry PiやJetson NanoなどのARMマイコンキットにUSB接続のSDRモジュールを接続し、SDRソフトで受信した信号を解析する流星電波観測器です。
改造は自由です。
資料に記載の手順どおりにインストールし設定すれば観測できるようになるので、観測に興味がある人、Raspberry Piを持て余している人など、気軽にトライしてみてください。
ほんの少しのプログラミングの知識があれば、自分好みの観測器を作ることも可能です。
  • 特長
    • 電源を入れると自動で起動し観測を開始します。
    • コマンドラインベースのソフトで構築しているため、Raspberry Pi 3のような非力なマイコンでも動作します。
    • 観測前に簡単な調整を行い、この調整結果を元に送信局毎の設定ファイルを作成することで、観測環境に応じた観測をすぐに始められます。
    • ノイズの影響など受信環境による信号強度の変動は、設定ファイルのパラメーターを変更することで、観測を中断することなく調整できます。
    • 観測データは、HROFFTと同様のスペクトログラムの他、エコー検出情報 (時刻,継続時間) を保存すると共に、サーバーへ送信しライブ公開もできます。
    • 受信信号を音声録音しているため、事後の解析が可能です。
  • 動作環境 (2022/4 時点で確認している環境)
    • Raspberry Pi 3/4 (Raspberry Pi OS)
    • Jetson Nano (Ubuntu 18.04.xx)
    • その他の環境
      • OSSを使用して構築しているので、Linux系のOSをインストールしたマイコン、PCで動作させられます。
      • 使用しているOSSは、Windowsにもリリースされているので、Windows環境への移植も可能です。
  • 配布
    • 流星電波観測集計センター様のサイトで配布して頂いています。
    • Version
      • Ver 1.20
  • 配布物
    • MroSpec_v120.zip (ソフトウェア)
    • Mrospec 概要書 Ver 1.00
    • Mrospec 概要書 付属 Ver 1.00
    • Mrospec 説明書 Ver 1.04
  • インストールと実行
    • 説明書に記載。
      • Raspberry Pi を対象に記載しています。
  • 開発言語
    • Linux Shell
    • C , C++ (ソースコード付き)

(Ver 1.10の観測データ)
  • 観測データビューワ
    • MroView 観測データビューワ
      • 観測データを表示してエコー数やエコー時刻、時間などを確認、記録する為のソフトです。 (Windowsで動作するフリーソフト)
      • HROFFTやMROFFTの観測データにも対応しています。
      • ダウンロード
  開発途中、開発後の技術的な情報

技術的な検討内容を記載したブログ記事の一覧(リンク)です。

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