--- 天体 ---
2016年01月04日(月)
しぶんぎ座流星群
しぶんぎ座流星群の活動が活発になってきているみたい。
昨夜からのデータを見てみると、8時頃から17時頃までカナリ多くの星が流れたみたい。

今朝、いつものように5時過ぎに起きてチョロっと見た限りでは、さすがに見ることはできへんかったけど。。
多くの流れ星が流れていることは間違いないような気がする。。

8時頃からこんな感じが17時頃まで続いていた。


たまに、尾の長いのも流れてるみたい?!


自分家の環境でこれだけ流れてるんで、実際は、ふたご座の時以上を期待できる?

さて、今夜は...

ちみなに、去年末のふたご座流星群の時のデータ...


2015年10月21日(水)
あしたの朝 オリオン座流星群
今朝起きてテレビの天気予報を見てたら、なんかしらんけど、今夜の天気のことばっかりゴチャゴチャ言ってた。
それも、あちこちの局で。。

こっちは、日中の天気を知りたいのに、何言うとんじゃボケェとか思ってイライラ...

で、通勤中にラジオを聞いてたら、やっと理由がわかった。
オリオン座流星群がうんたらかんたら。

そんなテレビで話題になるような活発な活動してたっけ?っていうのが個人的な感想。

早めに帰宅したんで、せっかくなんで受信機とPCを起動してデータを採ることに。
とりあえず週末まで。。

下は、ある日のデータ。
近所にへんなノイズ源でもできたんやろか??
それとも、受信機がショボイからなんやろか..
けったいなノイズやぁ。。。
2015年05月09日(土)
Spec-RecorderとHROFFTの比較
ラズパイ2で流星の電波観測をしようと準備を進めてたけど、ラズパイ2の設定とSpec-Recorderの修正が間に合わへんかった。
んで、どうせPCで観測するんやったらということで、Spec-RecorderとHROFFTの両方のソフトを使って結果の違いを見てみた。
この前極大を迎えたみずがめ座η流星群の時期に。。

エコー検出は、Spec-Recorderの方が多かった。
これは分解能がHROFFTの8倍ってことが要因かも。

Spec-Recorderのエエとこは...
・エコーを自動でカウントしてくれる。
・オープンソースなんで好きに改造できる。
・Linuxなんで、シェルとかで外からイロイロできる。
・ターミナルで動かせるんで、リモート運用しやすい。

---
下はスペクトログラムの例。
..HROFFTは、1画像 10分。
..Spec-Recorderは、1画像 5分。

【流星のエコー】




【衛星のエコー?】




【ノイズ】




---
みずがめ座η流星群の観測結果は、自分とこの環境では去年よりかなり静かやった。
受信機やアンテナが劣化したんかもしれへんし、もしかして既に送信場所が変わったんかも。
長年稼働してきた福井高専の設備が停波して代わりに和歌山県のみさと天文台から送信するという情報もあるみたいなんで。。

---
参考にならへんかもしれへんけど、エコーを捉えたデータ(png,csv,ogg,echo)だけを取り出すシェルを。。
ほんまはPythonのソースを直接修正したいんやけど、なにせPythonの知識が乏しいもんで。。
-----------------------------------------------------------
#!/bin/bash

dir_echo=./echo/
dir_ogg=./ogg/
dir_csv=./CSV/
dir_png=./PNG/
dir_mono=./monoPNG/

dir_dst=../SR_Data/

find $dir_echo -printf "%s:%p\n" | while read filelist
do
    # Get file size
    filesize="${filelist%%:*}"

    # Get file name
    filename="${filelist##*/}"

    # Get file name prefix
    filename="${filename%%.*}"

    # Exception echo directory
    if [ $filename ]
    then
        # Select ECHO file
        if [ $filesize -ne 0 ]
        then
            echo "move to" $dir_dst$filename $filesize

            mv $dir_ogg$filename* $dir_dst.
            echo "filename" $dir_ogg$filename

            mv $dir_csv$filename* $dir_dst.
            echo "filename" $dir_csv$filename

            mv $dir_png$filename* $dir_dst.
            echo "filename" $dir_png$filename

            mv $dir_mono$filename* $dir_dst.
            echo "filename" $dir_mono$filename

            mv $dir_echo$filename* $dir_dst.
            echo "filename" $dir_echo$filename

        else
            rm $dir_ogg$filename*
            rm $dir_csv$filename*
            rm $dir_png$filename*
            rm $dir_mono$filename*
            rm $dir_echo$filename*
        fi
    fi
done
-----------------------------------------------------------

2015年03月08日(日)
ラズパイ2で流星の電波観測(HRO)
Raspberry Pi 2の性能を活かして、電波観測(HRO)の環境を構築した。

インストールの練習を兼ねて、Linuxで流星の電波観測(HRO)で書いたように、Linux PCに観測用のソフト「Spec-Recorder」をインストールして動作を確認。
そやから、今回は安心してRaspberry Pi 2へインストール。
これで、わざわざ高いPCを使う必要はないし、格安でHROの環境を構築できる。

インストール方法は、添付のRead me.pdfに書かれているとおり。
sr.confファイルも修正。



動作結果は、下のとおり。どこか設定が悪いのか、Warningが出てるけど、とりあえず放置。。
-----------------------------------
$ python main.py
HTTP server is unavailable
del_ogg is unavailable
filename will not be written
CSV file will be saved
data will be analyzed
OS = Linux,BSD,etc
Spec_Recorder Ver.1.21
Executed freq_exec.py
executed freq_send_mail.py
Audio fileneme is ocv1503081615.ogg
Waiting 5 minutes
Filename is ocv1503081615.ogg
Recording start
sox WARN alsa: can't encode 0-bit Unknown or not applicable

Input File     : 'default' (alsa)
Channels       : 2
Sample Rate    : 48000
Precision      : 16-bit
Sample Encoding: 16-bit Signed Integer PCM

In:0.00% 00:00:58.88 [00:00:00.00] Out:2.82M [   ===|===   ]  Clip:0  1
In:0.00% 00:01:09.03 [00:00:00.00] Out:3.31M [     =|=     ]  Clip:0  1
In:0.00% 00:01:19.19 [00:00:00.00] Out:3.80M [  -===|===-  ]  Clip:0  1
In:0.00% 00:01:29.26 [00:00:00.00] Out:4.28M [  -===|===-  ]  Clip:0  1
:
-----------------------------------

今回もFM放送で動作を確認。



Raspberry PiにはAudio入力の端子はついてないんで、市販のUSB Audioを追加。
たまたま昔買って手元にあったPLANEX PL-US35APを使っているサイトがあったんで、その通りに設定。
参考にしたサイト
http://cubic9.com/Devel/%C5%C5%BB%D2%B9%A9%BA%EE/RaspberryPi/%C6%FC%CB%DC%B8%EC%B2%BB%C0%BC%C7%A7%BC%B1/

-----------------------------------
pi@raspberrypi2 ~ $ lsusb
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp. 
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. 
Bus 001 Device 004: ID 0d8c:0008 C-Media Electronics, Inc. 
pi@raspberrypi2 ~ $ cat /proc/asound/modules 
 0 snd_usb_audio
 1 snd_bcm2835
pi@raspberrypi2 ~ $ amixer
Simple mixer control 'PCM',0
  Capabilities: pvolume pswitch pswitch-joined penum
  Playback channels: Front Left - Front Right
  Limits: Playback 0 - 151
  Mono:
  Front Left: Playback 44 [29%] [-20.13dB] [on]
  Front Right: Playback 44 [29%] [-20.13dB] [on]
Simple mixer control 'Mic',0
  Capabilities: cvolume cvolume-joined cswitch cswitch-joined penum
  Capture channels: Mono
  Limits: Capture 0 - 16
  Mono: Capture 0 [0%] [0.00dB] [on]
Simple mixer control 'Auto Gain Control',0
  Capabilities: pswitch pswitch-joined penum
  Playback channels: Mono
  Mono: Playback [on]
-----------------------------------

2015年02月22日(日)
Linuxで流星の電波観測(HRO)
流星の電波観測(HRO)用のソフトはWindowsで動作するHROFFTが有名やけど、今回はWindows XPからLinuxにOSを入れ替えた古いPCの有効活用を考えてMINT 13(Maya)へSpec-Recorderをインストールしてみた。

現在の最新版をダウンロード。
http://sourceforge.jp/projects/spec-recorder/

Spec-Recorder Ver.1.40.zip

インストールは簡単。
添付のRead me.pdfに書かれている必要なライブラリのうち、インストールされてないものをパッケージマネージャで入れてツールを実行するだけ。
実行したら、結果が5分毎に分割されてファイルに保存されていく。

HTTPサーバーを使ったりとか設定のカスタムはconfigファイルでできる。

-----------------------------------
$ python main.py
HTTP server is unavailable
del_ogg is unavailable
filename will not be written
CSV file will be saved
data will be analyzed
OS = Linux,BSD,etc
Spec_Recorder Ver.1.21
Executed freq_exec.py
executed freq_send_mail.py
Filename is ocv1502220920.ogg
Audio fileneme is ocv1502220920.ogg
Waiting 5 minutes
Recording start

Input File     : 'default' (alsa)
Channels       : 2
Sample Rate    : 48000
Precision      : 16-bit
Sample Encoding: 16-bit Signed Integer PCM

In:0.00% 00:00:59.73 [00:00:00.00] Out:2.86M [    |    ]   Clip:0   1
In:0.00% 00:01:09.72 [00:00:00.00] Out:3.34M [    |    ]   Clip:0   1
In:0.00% 00:01:19.79 [00:00:00.00] Out:3.83M [    |    ]   Clip:0   1
In:0.00% 00:01:29.94 [00:00:00.00] Out:4.31M [    |    ]   Clip:0   1
:
-----------------------------------


ちゃんと動作しているように見えたけど、正時に異常が発生して測定結果のPNGが作成されへんとかCtr-Cで停止できへんとかの現象が。

-----------------------------------
:
In:0.00% 00:00:10.84 [00:00:00.00] Out:516k  [    |    ]   Clip:0   Waiting for ocv1502220955.png
In:0.00% 00:00:11.43 [00:00:00.00] Out:545k  [    |    ]   Clip:0   Waiting for ocv1502220955.png
In:0.00% 00:00:11.86 [00:00:00.00] Out:565k  [    |    ]   Clip:0   ocv1502220955.png is exist
make csv
make zip
Traceback (most recent call last):
  File "main.py", line 189, in <module>
    if int(start_minute) >= 0 and int(start_minute) < 5 and conf.get("file", "auto_make_rmob") == "on":
  File "/usr/lib/python2.7/ConfigParser.py", line 618, in get
In:0.00% 00:00:12.03 [00:00:00.00] Out:573k  [    |    ]   Clip:0   raise NoOptionError(option, section)
ConfigParser.NoOptionError: No option 'auto_make_rmob' in section: 'file'
In:0.00% 00:00:12.29 [00:00:00.00] Out:586k  [    |    ]   Clip:0   start making list
In:0.00% 00:00:54.19 [00:00:00.00] Out:2.60M [    |    ]   Clip:0   finished making list 
:
-----------------------------------


異常が出ている行を見たら、cofigファイル「sr.conf」の「auto_make_rmob」をチェックしているのが分かる。
そやけど、「sr.conf」には「auto_make_rmob」の設定が記載されてへん。

処理としては、毎正時に「auto_make_rmob = on」やったら、RMOBに関係する何かの処理をするのかなぁ?という感じ。

配布サイトの情報を見るとRMOBの処理はまだ実装中のように読めたんで、「sr.conf」に「auto_make_rmob = off」を追加して対応。

-----------------------------------
:
[file]
header = ocv
del_ogg = off
write_filename = off
write_csv = on
make_zip = on
auto_make_rmob = off
:
-----------------------------------


とりあえず、異常なしで動作するようになった。
FM放送で動作を確認。。


2014年05月11日(日)
流星の音
流星の電波観測をやっていていつも思うことは、コレってほんまに流星なん?っこと。
例えば、↓のようなのは、流星とちゃうよなぁと思っても、どんなエコーなんか気になる。
そやから、昔はエコーの録音もしてた。



昔採ったエコー
 1999年10月11日 01:38 散在流星のエコー
 1999年11月18日 00:18 しし座流星群のロングエコー(1.5分程度)

今は当時とはPCも変わってて録音できる環境を整えてへんかったけど、エエ感じの録音ツールを見つけたんで、次回から録音もしようかと。

ツール:STSREC

このツール、一定時間に分割して録音ができるんで、たとえば10分単位にしたらHROFFTとメチャメチャ親和性が良くなる。
一晩使ってみたげと、エエ感じ。

STSRECの設定例
---
ファイル名をHROFFTと同じ形式にする。
Timer設定で、xx時10分など録音開始時刻をHROFFTの次画面のスタートに合わせる。
Splitで10分毎に分割設定する。



2014年05月10日(土)
みずがめ座η流星群の結果
4月のこと座流星群はチョロチョロっとしたデータしか採られへんかったけど、みずがめ座η流星群はソコソコのデータが採れた。

自分の採ったデータでは、特に5月7日の夜明け頃から昼前にかけてが賑やかやった。かな。

問題は、ホンマもんの流れ星なんかどうか...


2014年04月22日(火)
今夜はこと座の流星が
久しぶりのソコソコな流星群。
とりあえず、データ採りのセットアップをして寝ることに。
結果は明日。。

↓は、1月3日のしぶんぎ座流星群の時のもの。
2013年12月15日(日)
電波で流星観測 HRO
子供の頃に見た彗星や火球に魅せられて以来、星を見るにが好きになって...
就職してからは乗鞍とか和歌山とか近場の妙見山とか...0泊2日の強行天体観測に出掛けたりもしてた。
アメリカのド田舎で見たヘールボップ彗星も感動!!

とまぁ、星を見るのが好きやっていぅても、夏の暑い中、虫に刺されながら星を見たり、冬の寒さに震えながら...っていう根性はない。。
それに、結構な山奥に行っても、都会の無駄に明るい光害の影響で感動もあんまりない。

で...
流星は電波で見ることができるって知ってからは、持ってた無線機を使って電波観測をやってた。
実物を見たい時は、ネットの中継を見たり、チャットで情報交換しながら実物を見てる気分に浸ったりも。

電波観測のエエとこは、天気や月に左右されずに、お部屋の中でビール片手に...ってとこ。
大きな流星が流れた時は、ポワァーン♪というエコーが長く聞こえるんで、ちょっと感動したりもする。

今回数年ぶりに電波観測の環境を整えて、ふたご座流星群を観測してみた。

観測用の電波を送信しているのは、福井県鯖江市。
今の家では鯖江市方向にアンテナを向けることができへんし、距離も遠くなってるんで、あまんり期待してなかったけど、一応エコーを捉えることができた。



環境は...
引っ越しを繰り返す間に当時のものは無くなってたんで、アンテナを新調。

14年前の環境
 受信機 : ICOM IC-736 (無線機)
 アンテナ : COMET CA-52HB 仰角80゜
 周波数 : 53.7508MHz LSB

今回の環境
 受信機 : AOR AR8600 MK2
 アンテナ : COMET CA-52HB 仰角80゜
 周波数 : 53.7490MHz USB